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妊娠中に飛行機に乗る時は搭乗制限に注意。航空会社ごとの搭乗制限を徹底調査。

仕事や帰省、産前のお出かけなど、妊娠中に飛行機に乗らなけらばならない場合もあると思います。

心配事も多い妊娠中のお出かけ。ややこしい飛行機選びで迷わないように、妊婦さんの登場制限について当研究所が徹底的に調査して一覧にまとめました。

(注)記載の内容は記事作成当時のものです。

妊婦の搭乗制限は航空会社によって違う

妊婦にはどのような搭乗制限があるのでしょうか。なんとそれは各航空会社ごと、また国内線なのか国際線なのかで違うんです。

航空会社ごとに一つ一つ調べていくしかないなんて、、、とお困りのあなた!代わりに当研究所が調べあげましたのでこちらをご覧ください。

JAL・ANAの場合

制限対象 妊娠36週以降
診断書の提出
診断書の作成日 国内線 出発前14日以内
国際線 出発前7日以内
医師の同伴 国内線 出産予定日が7日以内の場合に要
国際線 出産予定日が14日以内の場合に要
幼児の同伴 ・妊婦1名に対し幼児1名のみ
・膝上に乗せるのは不可。別に座席を確保する必要がある。
その他 非常口座席の利用は不可

※JALは予定日がはっきりしない場合・双子以上の妊娠の場合・早産の経験がある場合も診断書が必要。

 

スカイマーク・スターフライヤーの場合

制限対象 妊娠36週以降
診断書の提出
診断書の作成日 国内線 搭乗日を含め7日以内※
国際線 搭乗日を含め7日以内※
医師の同伴 国内線 出産予定日が7日以内の場合に要
国際線 出産予定日が14日以内の場合に要
幼児の同伴 国内線 妊婦1名に対し幼児1名のみ可。(膝上不可。別途座席を手配する必要がある。)
国際線 不可
その他 非常口座席や出入口付近座席の利用は不可

※復路がある場合は復路搭乗予定日から7日以内に作成された診断書が必要。

AIR DO・ソラシドエア・フジドリームエアラインズの場合

制限対象 妊娠36週以降
診断書の提出
診断書の作成日 搭乗日を含め7日以内
医師の同伴 出産予定日が7日以内の場合に要
幼児の同伴 妊婦1名に対し幼児1名のみ可。(膝上不可。別途座席を手配する必要がある。)※
その他 非常口座席の利用は不可

※フジドリームエアラインズは妊娠28週以降の場合は2歳未満の幼児の同伴は不可。2歳の場合は別途座席を手配することで同乗できる。

LCC:ピーチの場合

制限対象 妊娠36週以降
診断書の提出
診断書の作成日 搭乗日の7日以内
医師の同伴 出産予定日が14日以内の場合に要
幼児の同伴 妊婦1名に対し幼児1名のみ可。(膝上不可。別途座席を手配する必要がある。)
その他 診断書は事前にFAXのうえ、コンタクトセンターから確認の電話を受ける必要がある。

LCC:ジェットスターの場合

制限対象 国内線 妊娠36週以降
国際線 妊娠29週以降
搭乗可能週数 フライト4時間以内 妊娠40週まで ※多胎の場合は妊娠36週まで
フライト4時間以上 妊娠36週まで ※多胎の場合は妊娠32週まで
診断書の提出
診断書の作成日 搭乗前10日以内

LCC:春秋航空日本の場合

制限対象 妊娠32週以降
搭乗可能週数 妊娠34週まで
診断書 要 ※別途、同意書も必要
診断書の作成日 国内線 出発日の7日以内
国際線 出発日の3日以内

LCC:エアアジアの場合

制限対象 妊娠28週以降
搭乗可能週数 妊娠34週まで
診断書
診断書の作成日 往路・復路の出発日から30日を超えない日付の記載が必要
その他 妊娠27週目までの場合も同意書に署名する必要がある

 

まとめ

・妊娠27週まではほとんどの航空会社で特に制限なく搭乗ができる。

・妊娠36週を超えるとどの航空会社でも診断書の提出が必要。

・さらに出産予定日近くになり搭乗する場合には医師の同伴も必要になる。

・LCCでは妊娠35週以降では搭乗ができない場合もあるので注意が必要。

飛行機の子供料金は何歳からかかる?子供料金の仕組みを航空会社ごとに徹底調査。一発検索できる方法もご紹介。

飛行機の料金体系っていろいな割引があったりしてとても分かりにくいですよね。

ただでさえ難しい飛行機の料金ですが、子連れとなるとさらにややこしい。電車や新幹線と違って、飛行機の場合はお子様の年齢だけでなく、航空会社によって、また国内線なのか国際線なのかの違いによっても子供料金の取り扱いが違うんです。

行き先から交通機関、宿泊先のホテル選びと何かと調べることが多くて大変な子連れ旅行。ややこしい飛行機の子供料金で迷わないように、当研究所が徹底的に調査して一覧にまとめました。

(注)記載の内容は記事作成当時のものです。

飛行機の子供料金は幼児と小児に分かれる

飛行機の場合、子供料金は幼児と小児に分かれます。
簡単に言えば、
幼児=大人の膝の上に座り個別の座席を要しない子供
小児=単独で座席を利用する子供
です。

では、何歳まで幼児・小児料金を利用できるの?と疑問に思われると思いますが、それは各航空会社ごと、また国内線なのか国際線なのかで違うんです。これが飛行機の子供料金の非常に分かりずらいところなのです。

航空会社ごとの子供料金

航空会社ごとに一つ一つ調べていくしかないなんて、、、とお困りのあなた!代わりに当研究所が調べあげましたのでこちらをご覧ください。

JAL・ANAの場合

区分 料金
国内線 幼児:生後8日~3歳未満 膝上無料※ただし座席利用の場合は小児料金が必要
小児:満3歳~12歳未満 概ね大人運賃の50%程度
国際線 幼児:生後8日~2歳未満 大人運賃の10%
小児:満2歳~ 12歳未満 大人運賃の75%

スカイマーク・スターフライヤーの場合

区分 料金
国内線 幼児:生後8日~3歳未満 膝上無料※ただし座席利用の場合は小児料金が必要
小児:満3歳~12歳未満 概ね大人運賃の50%程度
国際線 幼児:生後8日~2歳未満 大人運賃の10%
小児:満2歳~12歳未満 大人運賃の75%

AIR DO・ソラシドエア・フジドリームエアラインズの場合

区分 料金
国内線 幼児:生後8日~3歳未満 膝上無料※ただし座席利用の場合は小児料金が必要
小児:満3歳~12歳未満 概ね大人運賃の50%程度

LCC(ピーチ・ジェットスター・春秋航空・エアアジア)の場合

区分 料金
国内線/国際線 幼児:生後8日~2歳未満 膝上無料※ただし座席利用の場合は大人料金が必要
小児区分なし 大人運賃を適用

 

要するに…
・国内線は満3歳から、国際線は満2歳から12歳未満が子供料金
・それ以下の幼児は大人の膝上であれば無料で利用することができる
・ただし、LCCは国内線・国際線問わず満2歳から大人と同じ料金がかかる
ということですね。

子供料金の計算の仕方

では、幼児料金、小児料金って具体的にはいくらなのでしょうか?

それぞれ大人運賃の何パーセントとなっていますが、この大人料金は割引等を適用していない普通運賃のことを指します。ちょっと難しいですね。

実際に子供料金を計算してみましょう

いろいろな場合を想定して子供料金を計算してみましょう。

<ケース①>
大人1名・小児1名で国内線を利用。大人は普通運賃:5万円で手配した場合。

⇒小児運賃は大人普通運賃:5万円の50%程度で約2万5千円

 

<ケース②>
大人1名・小児1名で国内線を利用。大人は早割:3万円(普通運賃:5万円)で手配した場合。

⇒小児運賃は大人普通運賃:5万円の50%程度で約2万5千円

 

<ケース③>

大人1名・小児1名で国内線を利用。大人は超早割:2万円(普通運賃:5万円)で手配した場合。

⇒小児運賃は大人普通運賃:5万円の50%程度で約2万5千円だが、大人の割引運賃の方が安い。この場合は小児にも超早割運賃の2万円が適用される。

 

いかがですか?小児料金は割引等を適用しない普通運賃を元に計算するため、いろいろな割引がある大人料金と比べるとそれほど安くないという印象ですね。

幼児が複数いる場合

幼児の場合は大人の膝上なら無料です。ですが、双子や年子などで幼児が複数いる場合は注意が必要です。

実際に幼児複数の場合を見てみましょう

<ケース①>
大人2名と幼児2名の場合

⇒それぞれの大人の膝上に幼児が座ることで幼児2人とも無料で利用ができる。但し、緊急用の酸素マスクの数の都合で膝上幼児連れ同士は同じ列を利用できない場合がほとんどなので隣同士には座れない可能性が高い。

 

<ケース②>

大人1名と幼児2名の場合

⇒大人の膝上に幼児1名が座ることでこの幼児1名は無料で利用ができる残る幼児1名は小児料金(LCCは大人料金)を支払って座席を確保する必要がある。また、座席を利用する幼児が2歳未満の場合はチャイルドシートが必要。

 

<ケース③>
大人1名と幼児3名の場合

利用不可大人1人と同乗できる幼児は2人まで

 

研究員アユミちゃん
研究員アユミちゃん
う~ん、わかったけれど結構複雑ね。
もっと簡単に調べられる方法はないのかしら?
そんな時には『格安航空券予約サイト』が使えるわよ!
所長
所長

格安航空券予約サイトで子供料金も簡単検索

格安航空券予約サイトとは

複数の航空会社の便を取り扱っており、価格比較をしてから購入することができるサイト。それぞれのサイトが航空会社の正規割引に加え、大口ルートで座席を仕入れたり、株主優待等を利用したりして、安い価格で航空券を販売している。
また、各サイトで独自のキャンペーンやポイント制度をとっているところもあり、それらを活用すればさらにお得に航空券を手配できる場合もある。

 

格安航空券予約サイトで検索すれば子供料金も含めて複数の航空会社の料金を比較することができます。

ただし、幼児の人数が大人よりも多い場合は予約サイトでは検索できず、航空会社に直接問い合わせる必要がある場合もあるのでご注意を。

その場合でも、まずどの航空会社が良さそうか調べるためにはこういった予約サイトが使えますね。

子供料金の検索に便利な予約サイトはこちら

検索時点から子供の年齢を入力することができるサイト

・Expedia

・トラベルコ

・Skyscanner

検索時点から幼児・小児の区分を選択することができるサイト

・さくらトラベル(国内線のみ取り扱い)※

・Surprice(国際線のみ取り扱い)

※LCCの取り扱いが多いためか2歳以上が小児となっている。2歳以上3歳未満のお子様がいて大手航空会社を利用する場合には小児の区分が異なるので注意が必要。(申込時に細かい年齢入力欄あり)

LCCが格安とは限らない?ベストな航空会社を選ぶ方法。

近頃すっかりメジャーになったLCC(ロー・コスト・キャリア)。その魅力は何と言っても価格の安さですよね。

LCCに対して、制限はあるけれどそれと引き換えに驚くほどの低価格で飛行機に乗れるというイメージを持っている方が多いのでは?

それらを我慢さえすればLCCが一番安く、他の航空会社は高い。と思っているあなた。その考えは半分正解ですが半分は間違いです。

実はLCC以外は高いというイメージは必ずしも正解ではないのです!裏を返せばLCC並みにお得な価格でフルサービスを受けられるチャンスがあるとも言えます。今回は航空会社の種類と特徴を知って、一番良い航空会社を選ぶ方法をご紹介します。

(注)記載の価格は記事作成当時のものです。

航空会社の種類と特徴

航空会社には大きくわけて3つの種類があります。

①大手航空会社(FSC:フル・サービス・キャリア)

ドリンクの提供や音楽・映画などのエンターテイメント、毛布の貸し出しなどの機内サービスがあり、預入手荷物も基本的に運賃に含まれています。また、発着ターミナルは空港の中でも便利な場所にあり利用しやすくなっています。国内航空会社では全日空(ANA)・日本航空(JAL)がFSCにあたります。

②新興・中堅航空会社(MCC:ミドル・コスト・キャリア)

1990年代の航空業界の規制緩和によって、新規参入してきた航空会社がこれにあたります。機材を自前で持たずにリースするなどして大手航空会社よりも安い価格を提供しています。機内サービスも受けられ、預入手荷物も運賃に含まれていることがほとんどです。いわば、FSCとLCCの中間的存在。スカイマーク・AIR DO・スターフライヤー・ソラシドエア等がMCCにあたります。

③LCC(ローコストキャリア)

機内サービスを行わず、預入手荷物や座席指定も別料金、座席幅はFSC・MCCに比べて狭めで、発着ターミナルは空港内でも端の方だったりバスで移動しなければならない場合も。しかし、低価格が魅力。キャンペーンなどで『片道3000円』なんていう驚きの値段が出てくることもあります。ジェットスター・ピーチ・春秋航空・エアアジア等がLCCにあたります。

FSC、MCC、LCCの価格比較をする方法

航空会社には3つの種類があるのは分かったけど、実際に航空券を選ぶときにそれぞれのホームページで知らべるのは面倒くさい・・・と思いますよね?ご安心ください。これらの航空会社の航空券価格を一括で調べる方法があるんです。それが『格安航空券予約サイト』を使うこと!!

格安航空券予約サイトとは

複数の航空会社の便を取り扱っており、価格比較をしてから購入することができるサイト。それぞれのサイトが航空会社の正規割引に加え、大口ルートで座席を仕入れたり、株主優待等を利用したりして、安い価格で航空券を販売している。
また、各サイトで独自のキャンペーンやポイント制度をとっているところもあり、それらを活用すればさらにお得に航空券を手配できる場合もある。

 

この格安航空券航空券予約サイトを利用すれば希望の行き先へ、どの航空会社を利用すれば最も安く行くことができるのかを一発で調べることができるんです。

ただし、比較して航空会社を選ぶ際には先に説明したFSC、MCC、LCCそれぞれの特徴を踏まえてちょっとした注意をする必要があります。

価格比較をして航空会社を選ぶ

百聞は一見にしかずなので実際に比較してみましょう。今回は格安航空券比較サイトのExpediaで検索してみます。同一日の東京ー関西 大人1人、片道料金で比較します。

FSC:全日空(ANA)の場合

羽田ー神戸で¥8,790でした。

MCC:スカイマークの場合

羽田ー神戸で¥7,990でした。

LCC:ピーチの場合

成田ー関空で¥5,450でした。

結果は?

一見するとピーチが他より2~3,000円安く見えます。が、ピーチのみ「預け入れ手荷物料金は含まれていません」の表記がありますね。

さらに、検索画面には記載されていませんが、ANA・スカイマークは座席指定料金が運賃に含まれているのに対し、ピーチはそれも別料金です。

預け入れ手荷物が不要な場合は良いのですが、長い旅程の場合などはもしも宅急便で別送しても数千円かかりますし、オプションを付けても預け入れ手荷物を利用せざるを得ない場合も多いと思います。また、座席指定は友達同士の旅行やご家族、特にお子様連れの場合、席がバラバラでは困ることもあります。

ピーチに手荷物、座席指定をそれぞれオプションで付けるとなると手荷物:¥1,800、座席指定:¥490の追加料金がかかります。これらを基本料金に合算すると総額は¥7,740。う~ん、他の2社とそれほど大きな差ではなくなってしまいました。

ただし、今回の検索結果ではANA、スカイマークが羽田ー神戸便なのに対し、ピーチは成田ー関空便です。もちろん一概に値段だけでなく、目的地にどちらが近いか等も含めてベストな便を選ぶ必要があります。ですが、大阪と神戸は割と近いですしどちらも観光地です。ターミナルの利便性や座席の広さなどを考えると旅程を工夫し、スカイマークやANAを選択して機内サービスを楽しむのもよさそうですね

もちろん、オプションは何も要らない。目的地に行くことと価格を重視する。という場合はLCCが適していると言えるでしょう。

まとめ

・航空会社にはFSC・MCC・LCCがあり、料金比較をするには「格安航空券予約サイト」が便利

・LCCの運賃は安いが、預入手荷物や座席指定をしたい場合はオプション料金がかかるので注意

・オプションが必要な場合はそれも含めて価格比較する必要がある

・LCCでもオプション利用の場合の総額はFSC・MCCの料金と大きく変わらない場合もある

 

こちらの記事もおすすめ↓↓↓

格安航空券予約サイトは手数料が高い?手数料無料でお得に予約できるサイトはここ。

航空券の手配に便利な格安航空券サイト。でも、いろんなサイトがありすぎてよく分からないと思われている方も多いのではないでしょうか。

また、とりあえず航空券を検索して予約まで進んでみたけど、あれ?途中で値段が増えている??なんて経験はありませんか?

実は格安航空券予約サイトは航空券代以外に取り扱い手数料が掛かる場合が多く、この手数料はサイトごとに大きく違うんです!

そう、この取り扱い手数料の存在こそが航空券をお得にゲットできるかどうかを左右するといっても過言ではないのです。

今回は当研究所が数ある航空券予約サイトの中から取り扱い手数料がタダ、もしくは格安のサイトを厳選し紹介します。

(注)記載の価格は記事作成当時のものです。

1.航空券の手配方法と格安航空券予約サイトのメリット

航空券を予約する方法

航空会社に直接予約する

例えば「JAL」や「ANA」などの航空会社の公式HPから予約する方法です。他社を介さず直接購入ができるため余計な中間手数料などがかからず、また各社とも早割などの正規割引運賃をいろいろと設定しています。

そのため、正規割引を上手く活用して予約すれば安く航空券を手配できる場合があります。

利用したい航空会社があらかじめ決まっている場合には最も確実かつ便利な予約方法です。

格安航空券予約サイトで予約する

CMでもよくみる「エアトリ」などの格安航空券サイトを利用する方法です。航空会社の正規割引のほか、大口のルートで座席を大量に仕入れたり、航空会社の株主優待を利用することで安い価格で航空券を販売しています。

また、各サイト独自のキャンペーンやポイント制度をとっているところもあり、それらを活用すればさらにお得に航空券を手配できる場合があります。

どのサイトも複数の航空会社の便を取り扱っているため、価格比較をしてから購入したい場合には便利な予約方法です。

また、往路と復路、別の航空会社を使うという場合でも一括して予約ができるのも格安航空券サイトのメリットです。

2.便利な格安航空券予約サイト。でも取扱手数料がかかります。

航空券は安いものではないですし、やはりしっかりと価格比較をしてから購入したいですよね。そうなると、格安航空券予約サイトは複数を比較しながら最も安い価格で購入できるので非常に便利ですね。

ただし、格安航空券予約サイトで航空券を手配する場合には運賃とは別に「取扱手数料」を支払う必要があります。そう、この「取扱手数料」がサイト側の利益になっているのです。

そのため「取扱手数料」の金額はサイトによって様々で、しかも運賃を検索した時点では表示されず決済の段階になってはじめてその存在に気付く場合も多い、要注意な存在なのです。

でも安心してください。なんと取扱手数料がタダの航空券予約サイトがあるんです。

3.取扱手数料が無料の航空券予約サイト

厄介な「取扱手数料」ですが、実は「取扱手数料」がかからない予約サイトもあるんです。それがこちら!

Surprice(byH.I.S)

大手旅行代理店のエイチ・アイ・エスが運営する海外航空券とホテルの予約サイトです。何と言ってもエイチ・アイ・エスブランドの安心感は何ものにも代えがたいですね。

不定期でクーポン配信もしているので、会員登録だけでもしておく良いと思います。ただし、国内航空券は取り扱っておらず海外航空券のみなのでご注意を。
取扱手数料無料は一部LCC、海外発航空券を除く。

Expedia

こちらは宿泊予約で有名なExpedia。世界最大級の旅行サイトのExpediaが実は航空券も取り扱っているんです。

しかも、航空券+宿泊の同時予約で宿泊料金に割引が適用されるサービスがあり、最大で宿泊料金が全額オフになることも。航空券と宿泊を一括で手配してしまいたいなら超おススメのサイトです。
取扱手数料無料はWeb予約のみ。また、LCCや周遊は除く。

4.取扱手数料が格安の航空券予約サイト

取扱手数料がサイト側の利益になっているという性質上、手数料0のサイトは少ないですが、手数料が¥1,000~¥3,000とお安めの設定のサイトもあるので紹介します。

さくらトラベル

全19社の航空会社を一括比較し安い航空券を見つけることができるサイトです。

株主優待券を独自に仕入れて優待価格の航空券を販売するなどしており、お得な航空券が見つかる場合が多いです。
また、基本的に座席指定料が込みなのも嬉しいポイント。手数料もお安めかつ分かりやすい設定なので安心です。ただし、海外航空券は取り扱っておらず国内航空券だけなのでご注意を。

<取扱手数料>

Peach JetStar 春秋航空 AirAsia 左記以外の航空会社
¥2,000 ¥2,000 ¥2,000 ¥2,000 ¥1,000

ソラハピ




主要航空会社10社の料金・時間を一括で検索・ 比較できるサイトです。

他の予約サイトでは問い合わせをメールでしか受け付けていなかったり、電話の場合も通話料が掛かるなか、こちらのサイトはなんと「フリーダイヤル」での問い合わせを受け付けています。いろいろと確認したいことがある場合には心強いサービスですね。

割引クーポンがもらえる「ソラハピアプリ」もおススメです。

<取扱手数料>

JAL/ANA Peach/JetStar/Vanilla Air AIRDO/SKYMARK/STARFLYER/
Solaseed Air/FDA
¥1,100 ¥3,000 ¥1,650

5.(番外編)他にも人気のある航空券予約サイトはこちら

知名度バツグン:エアトリ

国内/海外航空券の比較検索ができるほか、宿泊やツアー、新幹線やバスまで予約できてしまう便利なサイト。CMもよく流れていて知名度はバツグン。

商品が幅広く利用者も多いのですが、取扱手数料はお高めかつ非常に分かりにくいです。さらに、別途事務手数料として運賃の5%がかかってしまうのも残念なポイント。

一括検索できる:トラベルコ・Skyscanner

運賃の最安値を探すならトラベルコやSkyscannerが便利です。

ただし、これらは検索サイトなので実際の予約は各サイトに飛んでからすることになります。そのため、実際に予約をするサイトが信頼できるものなのか、その都度しっかり確認する必要があります。

少し注意は必要ですが、複数のサイトの価格を一括して検索できるので、
相場観を見たいときにはかなり使えるサイトです。

6.6社で同じ航空券の価格を比較

いずれも取扱手数料込みの価格で比較

【国内】東京(成田)ー大阪(関空) の料金

大人1名・片道・Peach利用の場合

Surprice Expedia さくらトラベル ソラハピ エアトリ トラベルコ
国内航空券取り扱いなし ¥5,450 ¥8,120 ¥9,120 ¥9,860 ¥9,990 ※

取扱手数料無料のExpediaがダントツで安く、次いで取扱手数料格安のさくらトラベルという結果に。
同一条件で検索しましたがトラベルコでは最も安いシンプルピーチプランが完売しており、
バリューピーチプラン利用の場合の価格です。

【海外】東京(羽田)ーハワイ(ホノルル)  の料金

大人1名・片道・諸経費込み・ハワイアン航空直航便利用の場合

Surprice Expedia さくらトラベル ソラハピ エアトリ トラベルコ
¥88,440 ¥88,440 海外航空券取り扱いなし 海外航空券取り扱いなし ¥93,940 ¥88,440
※うち¥1,600キャッシュバック

取扱手数料無料のSurprice・Expediaとトラベルコの3社が並んで最安でした。

なお、今回はトラベルコの最安商品はSurpriceのものでしたが、トラベルコで手配した場合は¥1,600のキャッシュバックがあったので、それを差し引くとトラベルコが最も安いという結果になりました。

7.まとめ

料金比較を見るとわかるようにやはり取扱手数料が少ないサイトの方がお値段が安い傾向にありました。
格安航空券サイトを選ぶなら取扱手数料が無料もしくは格安のサイトを使ってお得に手配しちゃいましょう!

【国内旅行】ツアーで行く?個人手配で行く?比較のポイントは。

研究員タビトくん
研究員タビトくん
国内リゾートといえばやっぱり沖縄ですよね!
白い砂浜に青い海。あぁ~行ってみたいなぁ。

あらタビトくん、沖縄行ったことないの?沖縄そばに海ぶどう、国際通り、美ら海水族館、どれも最高よ♪
研究員アユミちゃん
研究員アユミちゃん

研究員タビトくん
研究員タビトくん
よぉし、次の空想旅行の行き先は沖縄に決めたっ!!
さっそく計画をたてよう。

沖縄は人気の旅行先でツアーもたくさんあるわね。
ツアーを利用するのと個人で手配するのはどちらが
いいのかしら?検証してみましょう!
所長
所長

国内旅行では飛行機や新幹線と現地での宿泊がセットになったパッケージツアーが人気ですね。でも、交通機関+宿泊なら個人でも手配できるんじゃない?ツアーと個人手配どっちがいいんだろう?と迷われる方も多いのではないでしょうか。

今回は人気の旅行先である『沖縄』を例に、ツアーと個人手配を比較してみたいと思います。

テーマ

国内旅行はツパッケージアーで行く?個人手配で行く?比較のポイントは。

※比較条件※
日程:7月の4連休(3泊4日)、出発地:東京(羽田空港)、行き先:沖縄(那覇空港)、人数:大人2名1室、一人当たりの価格で比較
(注)価格は記事作成当時のものです

1.パッケージツアーが便利な場合、個人手配が便利な場合

こんな場合はパッケージツアーが便利

・旅慣れておらず、旅行会社にいろいろと問い合わせたい場合

・添乗員付きの旅を希望する場合

・例えばダイビングや富士登山など、専門家のガイドがあった方が良い場合

こんな場合は個人手配が便利

・泊まりたいホテルがある、1泊毎に違う宿に泊まりたいなど旅をアレンジしたい場合

・大人数で1室に泊まりたいなどツアーの枠にあてはまらない希望がある場合

・ツアーが完売でも個別手配なら直前まで空いている場合も

2.お値段で比較したい!手順は?

お値段で比較したい場合、どうやって調べたら良いかわからない?という方、ご安心ください。次の手順に沿ってやってみればどちらがお得かわかりますよ!

ツアーの費用を算出

ツアーは【トラベルコ】で検索します。

上記条件で検索した場合の最安値は¥64,800でした
※宿泊ホテルはHOTEL StoRK 那覇新都心というビジネスホテル

ここでポイントが!

ポイント:お安いツアーの場合、往復の交通機関(今回は飛行機)の発着時間が基本パッケージでは早朝や深夜に設定されている場合が多い。その場合はオプションで便変更するのがおススメ!

便の変更をするのとしないのとで現地滞在時間が丸1日短くなってしまう場合も。
そんな場合は追加料金を払ってでも交通機関の便変更をした方がトータルとしては満足度の高い旅になるでしょう。

このツアーの場合、往路を午前中着、復路を夕方以降発に変更すると少なくとも行き:¥18,000、帰り:¥13,000の追加料金がかかります。

追加料金も全て合算したツアー利用時のトータル費用は¥95,800です

個人手配の費用を算出

航空券とホテルをそれぞれ手配します。では、ツアーと同じ条件で手配してみましょう。

●航空券の手配

航空券は【さくらトラベル】で検索します。

往路を午前中着、復路を夕方以降発で選ぶと往復合計で¥62,920
※スカイエアーのいま得(3日前までに予約で割引運賃)利用

ポイン:格安航空券予約サイトでは、サイトによって取り扱い手数料が違うので要確認!

※今回は取り扱い手数料業界最安値の【さくらトラベル】を利用しました。

 

●ホテルの手配

ホテルは【ホテルズドットコム】で検索します。

大人2名、3泊で最安値は¥13,746でした。

航空券と宿泊費を合算した個人手配時のトータル費用は¥76,666。

【結果】個人手配の方が安い?

調べた結果、ツアー利用時のトータル費用は¥95,800。
対して個人手配時のトータル費用は¥76,666。その差は¥19,134。

ツアーよりも個人手配の方が2万円弱お安いという結果になりました。

ですが、ここでまたまた注意点が。それは現地での移動です。

ちょっとまって!ツアーオプションも忘れずに

ここでまた比較のポイントが。

ポイント:ツアーの場合は食事やレンタカーなどがパッケージに含まれていたり、オプションとしてお得な料金で利用できる場合がある。比較の際にはこれらの費用も含めて確認すると良い。

 

沖縄や北海道では電車やバスなどの移動手段が少なく、あちこち観光に行くことを考えるとレンタカーを利用するのが最も現実的。なので今回はパッケージツアー・個人手配、それぞれのレンタカー料金を見ていきましょう。

●ツアーの場合

ツアー予約時にオプションでレンタカーを選択するとコンパクトカー(5名定員) 4日間 免責込み ¥16,500

●個人手配の場合

レンタカーは【skyticketレンタカー】で検索します。

コンパクトカー(5名定員) 4日間 免責込み ¥16,600

レンタカー料金、今回の場合は差額がわずか¥100と僅差でした。

3.トータル費用はツアーと個人手配、どちらが安い?

先に算出していた往復+宿泊にレンタカー代を合計すると

ツアー合計:¥112,300に対して個人手配合計:¥93,266。

個人手配の方が¥19,034安いという結果になりました。

4.コスト重視なら個人手配。でも手配するの大変じゃない?

これまでの比較でコスト面では個人手配に軍配があがりました。でも、個人手配はめんどくさい、難しい、そう思っていませんか。

今回の場合は先ほど価格比較につかったサイト

【さくらトラベル】(航空券)

【ホテルズドットコム】(ホテル)

【skyticketレンタカー】(レンタカー)

でそれぞれ予約をするだけ。確かに1回で予約が済むツアーに比べれば少し手間はかかりますが、それほど難しいものではありません。

研究員タビトくん
研究員タビトくん
なるほど!これなら個人手配に挑戦してみてもよさそうだ。

差額分の浮いたお金でホテルをアップグレードする、
なんてアレンジもできそうね。ワクワクしちゃう♪
研究員アユミちゃん
研究員アユミちゃん

所長
所長
そうね。でもあくまで“今回の条件で”の比較結果だから、
上で挙げたポイントを忘れずに自分の条件で比較してみてね。
旅行は日々いろいろなプラン・割引が出ているから
思わぬ結果が出ることもあるのよ。
いろいろ比較して旅の計画を楽しんでね。

 

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