仕事や帰省、産前のお出かけなど、妊娠中に飛行機に乗らなけらばならない場合もあると思います。

心配事も多い妊娠中のお出かけ。ややこしい飛行機選びで迷わないように、妊婦さんの登場制限について当研究所が徹底的に調査して一覧にまとめました。

(注)記載の内容は記事作成当時のものです。

妊婦の搭乗制限は航空会社によって違う

妊婦にはどのような搭乗制限があるのでしょうか。なんとそれは各航空会社ごと、また国内線なのか国際線なのかで違うんです。

航空会社ごとに一つ一つ調べていくしかないなんて、、、とお困りのあなた!代わりに当研究所が調べあげましたのでこちらをご覧ください。

JAL・ANAの場合

制限対象 妊娠36週以降
診断書の提出
診断書の作成日 国内線 出発前14日以内
国際線 出発前7日以内
医師の同伴 国内線 出産予定日が7日以内の場合に要
国際線 出産予定日が14日以内の場合に要
幼児の同伴 ・妊婦1名に対し幼児1名のみ
・膝上に乗せるのは不可。別に座席を確保する必要がある。
その他 非常口座席の利用は不可

※JALは予定日がはっきりしない場合・双子以上の妊娠の場合・早産の経験がある場合も診断書が必要。

 

スカイマーク・スターフライヤーの場合

制限対象 妊娠36週以降
診断書の提出
診断書の作成日 国内線 搭乗日を含め7日以内※
国際線 搭乗日を含め7日以内※
医師の同伴 国内線 出産予定日が7日以内の場合に要
国際線 出産予定日が14日以内の場合に要
幼児の同伴 国内線 妊婦1名に対し幼児1名のみ可。(膝上不可。別途座席を手配する必要がある。)
国際線 不可
その他 非常口座席や出入口付近座席の利用は不可

※復路がある場合は復路搭乗予定日から7日以内に作成された診断書が必要。

AIR DO・ソラシドエア・フジドリームエアラインズの場合

制限対象 妊娠36週以降
診断書の提出
診断書の作成日 搭乗日を含め7日以内
医師の同伴 出産予定日が7日以内の場合に要
幼児の同伴 妊婦1名に対し幼児1名のみ可。(膝上不可。別途座席を手配する必要がある。)※
その他 非常口座席の利用は不可

※フジドリームエアラインズは妊娠28週以降の場合は2歳未満の幼児の同伴は不可。2歳の場合は別途座席を手配することで同乗できる。

LCC:ピーチの場合

制限対象 妊娠36週以降
診断書の提出
診断書の作成日 搭乗日の7日以内
医師の同伴 出産予定日が14日以内の場合に要
幼児の同伴 妊婦1名に対し幼児1名のみ可。(膝上不可。別途座席を手配する必要がある。)
その他 診断書は事前にFAXのうえ、コンタクトセンターから確認の電話を受ける必要がある。

LCC:ジェットスターの場合

制限対象 国内線 妊娠36週以降
国際線 妊娠29週以降
搭乗可能週数 フライト4時間以内 妊娠40週まで ※多胎の場合は妊娠36週まで
フライト4時間以上 妊娠36週まで ※多胎の場合は妊娠32週まで
診断書の提出
診断書の作成日 搭乗前10日以内

LCC:春秋航空日本の場合

制限対象 妊娠32週以降
搭乗可能週数 妊娠34週まで
診断書 要 ※別途、同意書も必要
診断書の作成日 国内線 出発日の7日以内
国際線 出発日の3日以内

LCC:エアアジアの場合

制限対象 妊娠28週以降
搭乗可能週数 妊娠34週まで
診断書
診断書の作成日 往路・復路の出発日から30日を超えない日付の記載が必要
その他 妊娠27週目までの場合も同意書に署名する必要がある

 

まとめ

・妊娠27週まではほとんどの航空会社で特に制限なく搭乗ができる。

・妊娠36週を超えるとどの航空会社でも診断書の提出が必要。

・さらに出産予定日近くになり搭乗する場合には医師の同伴も必要になる。

・LCCでは妊娠35週以降では搭乗ができない場合もあるので注意が必要。